ビジネス

店長の〇〇に心打たれた日

こんにちは。ひろです。

今回は、近所のとあるカレー屋さんに行った際に
店長さんとお話しして、

そのギブ精神の熱意に感動したので、
その時のことをシェアしたいと思います。

音声で聞きたい方↓

数年前、わたしがまだ公務員だったころに
近くのカレー屋さんにちょくちょく
食べに行っていました。

それもあり、40代半ばくらいの店長さんと
その奥さん(2人で昼間だけスナックの店舗を
借りて営業されていた)とだいぶ仲良くなったんです。

そのスナックは、とあるビルの2階に店舗を構えていました。

職場からそのビルまで歩いていくと、

ビルの前に、開店をお知らせする旗が
ひらひらとわたしを手招きしていました。

「よしよし、今日もやってるねぇ~」

なんて言いながら
はやくカレーを食べたい気持ちで
そそくさと店へと足を運びました。

その店舗は、モロに

「THE スナック」

みたいな茶色の重そうな入り口のドアで、

恐らくその他の店舗は昼間はしまっているのか、
そのカレーのお店のドアが全開でした。

「うわ~めっちゃいい匂いが・・・!!!」

そのドアの向こうからでしょうか。

それはそれはちょっと甘くて香ばしい
カレーの匂いが漂ってきていました。

「こんにちは~!一人ですけどいいですか~?」

と店内にはまだ誰もいないことを確認して入店。

「いらっしゃいませ~!いつもありがとうございます!」

と夫婦二人、カウンターの向こうから笑顔でお出迎えです。

「今月の月変わりメニューは、
〇〇牛肉を使ったキーマカレーです!」

と座る間もなく提案が。

「じゃあそれの大盛でお願いします」

と着席と同時に注文する。

慣れたもんだな~
と思いながらカレーを待ちました。

そして数分後。キーマカレーのご登場です。

結論、めちゃくちゃ美味しかったです。

食べ終わってから、他にお客さんもいなかったので
ご夫婦と他愛もない話をしていました。

そこで私がふと、

「固定カレーと、月替わりでカレーを
出されてますけど、月替わりを固定メニューに
追加したりはされないんですか?」

と聞きました。

すると、旦那さんが、

「今はスナックを間借りしているから
コンロが2つしかない。

そうなると、3つ以上鍋を置いた時に
温度が冷めてしまうんです。

温度が冷めた状態では”最高に美味しい状態”で
お客様に提供するのが難しくなる。

自分のポリシーとして、
健康的で美味しいカレーを届けるために、

味・温度には絶対に妥協したくない

からメニューは2つまでなんです」
とおっしゃいました。

カレー自体もスパイスをふんだんに使ったカレーで、
とても健康に気を使ってありましたが、
まさか温度まで管理していたとは・・・

「1ミリでも妥協したら、自分の人生を曲げることになる

「それでお客様が喜んでくれたらそれ以上の幸せは無いです」

と・・・。

そこには、店長の
お客様の笑顔のために

絶対に妥協しない!

という熱い思いが込められていました。

しかも、この店は、どんどん有名になってきていて
色んなメディアにも出演したり
されてきていたんです。

その理由が分かった気がしました。

みんな、このご夫婦の熱い想いに惹かれて
リピーターになっているんだなって
すごく納得してしまいました。

この考えって、どのビジネスでも同じで、

お客様のために何ができるだろうか?

何が「価値提供」できるだろうか?

という部分がまさに本質の部分なんですね。

自分には何が出来るかな・・・?
と考えながら、日々過ごしたいですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ひろ

P.S.ちなみに、シナモンがこんな感じでまるまる入ってました。↓

これって食べたら女性の冷え性やお肌にもいいと聞いたので

食べてみましたが、わたしにはちょっと辛かったです。笑

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