ひろのこと

公務員を退職する際の流れと退職願の書き方

こんにちは。ひろです。

今回は、退職時の流れと
退職願の書き方について
シェアしたいと思います。

私は、2022年5月末に退職願を
職場に提出して、
2022年9月末に退職しました。

その時の流れと、実際に書いた退職願について
シェアします。

また、

「退職を考えているけれど不安だな」

と感じているあなたに
少しでも励ましになるように
私の考えを下部に書きましたので

ぜひ読んで勇気を持っていただけたら
嬉しいです。

退職までの流れはこんな感じでした

まず私が、どのようなタイミングで
退職の手続きをしたのかシェアします。

【2021年】
5月頃 退職を考え始める

【2022年】
1月 
・総務課の職員(人事担当課長補佐)を別室に呼び出し、3月末で退職の意向を伝える
→その後、人事担当係長から事情聴取がある
→その後、人事担当の課長補佐から、9月末か年末、年度末まで伸ばせないかと相談あり
→その後、総務課課長、課長補佐、係長と話し合い(最終確認)の場が設けられ9月末に退職で決着。

4月
・異動により新体制になり、課長へすぐ退職の意向を伝える。

5月
・総務課へ「退職願」提出(比較的すぐに、市長名で承認の通知を貰う)

7月
・直属の係長、係員へ退職の話をする

8月
・所属部の部長、次長にも退職の話をする
・仲が良かったりお世話になった人に退職の話をする

9月
・まるまる有休消化

9月30日
・退職辞令交付式に出席(出席しなくてもいいとは言われたが、一応出席した)
・退職

といった感じでした。

退職を職場に告げてからは、
何度もヒアリングがありましたね。

結構ストレスではありましたが、
「これで最期や・・・」
と思って頑張りました。

また、退職を言い出す時期については、

一般的には2か月前くらいに言って
それからは引継ぎやらこざこざを済ませる、
という時期感がよさそうです。

私は1月に伝えて3月末でお願いしますと
言ったんですが、

「予算の関係が・・・」
「補正組まないと・・・」

と言われました。
(それはそっちの都合だろ!、とも思いましたが。)

法律上は、2週間前までには退職を申し出なくてはいけません。

ですが、さすがに短いなと思いますので、
モメずに辞めるなら、
ある程度の日数は確保した方がよろしいかなと思います。

親しい人の中には、

「自分も退職を考えている。一生公務員でいるつもりはない」
「いつかは自分で開業したい。そのために勉強している」
「めちゃくちゃ羨ましい」

と正直に言ってくださる方もいて、

「あ、みんな自分の将来を考えてるんだな」

と、ある意味ほっとしました。

あなたは、いかがですか?
今の職場に、一生いれますでしょうか。

国も副業・兼業を認めている現在、
会社だけに頼るのは危険だと私は思っています。

一緒に、1人でも稼げるよう
学んでいきましょう。

退職願と退職届の違い

「退職願」と「退職届」の
違いについて説明しますね。

「退職願」・・・職場に退職をお願いする書類

「退職届」・・・退職が確定したら提出する書類

退職願と退職届、言葉は似ていますが
性質が違います。

一般的な流れとしては、

「退職願」提出
→人事のほうで退職について承認するか検討する
→退職を承認される
→「退職届」提出

という感じです。

ですので、あまりいないとは思いますが、

「やっぱり退職したくないっっ!!!」

と気持ちが変わってしまった場合は、
退職願を提出している段階だと
まだ撤回できるかもしれません。

しかし、退職届を出したあとは、
通常は撤回は無理です。

ですので、退職願も、

「本気で辞めてやるんだ!」

と気持ちが固まってから提出しましょう。

ちなみに、退職願の様式ですが、
人事の方から

「これに書いてね」

ってメールで様式を貰いました

これは自分で書いて提出してもいいし、
職場の人事へ聞いてもいいかもしれませんね。

ちなみに、わたしが出した退職願はこれです↓

めっちゃシンプルですね。

そして、これは職場でも違うのかもしれませんが、
私は、退職届は出していません。

私が出したのは最初の「退職願」だけです。

ですので、職場にとって親切なのは
まず退職願をまず出して
「辞めさせてくださいね」
と意向を伝えるのがいいかもですね。

公務員として理想を追い求めた結果…

結局私は、公務員として15年間市役所で働きました。

入社当初は、

一生公務員として働くんだ!

という気持ちで入りました。

「退職」なんてものは
1ミリも考えなかったし

正直、退職するのは
気合いが足りないからだ、とすら
思っていました。

実は、大学時代に、ゼミの恩師が

「僕は最初、会社に入社した時、
一生ここに務めるんだ!という気持ちで
入社した。だけれども、結果的に自分の
やりたいことが何か考えたときに
今の大学教授になったんだよ

という話を聞いていました。

でも、

「一生務める」と決めたのに
退職することなんてあるのか?

と疑問に思っていたんですね。

しかし、

理想の人生を掴むためには

公務員の環境では達成できない

と痛感したんです。

8時30分に仕事が始まってからは

・補助金等の事務処理
・会計処理
・会議の設定・運営
・各種民間団体との連絡調整
・来客対応

を主に行っていました。

その合間に

「ひろくん、〇〇の研修出て
他の課から動員がかかってるから出て」
「この会議の資料用意しといて!」
議員さんから〇〇の件要望あり、至急対応して」

など、急にタスクが増えます。

日中は自分の仕事が出来ず、
突発的な仕事でてんやわんやすることも
多いです。

その他、

・台風や豪雨など気象災害の際は職場待機がかかり、
・大地震や家畜伝染病などが起きれば24時間災害対応、避難所運営業務が発生
選挙があるなら、市長・市議会選挙はもちろん、県知事・県議会、国政選挙の運営も。
・他の部署のイベントには、職員が当然のように駆り出されるので土日も関係ない
・公務員というだけで、地区の行事・役員、保育園や学校のPTA・役員に推薦される

自分の業務とは関係ないことでも、
拒否権はゼロ。

職場としては、
「業務の改善をしましょう」
というだけで

職員の補充は無し。

一番やばいなと思ったのは
中にいて一番苦しんでいるはずの職員が

「キツイけど、仕方ないよな。頑張らないとな」

全く問題点を改善しようと思っていないことなんです。

そりゃあ、改善されるわけないわな…。
そう思って悲しくなります。

さらには、パワハラ上司もいて

「俺がやってた頃は、一人で30事業以上回していたぞ!
ちょっと今の職員はたるんでるな」

という言い方をする人がいます。

それに加えて、一生懸命頑張ってるけれど
どう考えても職員の数と業務量のバランスが
ぶっ壊れている状態
なんです。

そのために、体調を崩して、
心も壊して休職する職員が明らかに増えてきました。

私の友人は、血を吐いて精神科の一番重症病棟に入院となりました。

また過去には、うちの職場で自ら命を絶った職員もいます。

その人は、奥さんと子どもさんもいらっしゃる30代職員で、
職場ではいじられキャラだったらしいのですが、
ニコニコして仕事も頑張っていたそうです。

ある日、家に帰ってこないことから捜索したところ、
職場の駐車場で練炭を焚いていたそうです。

御遺族の心情を考えると
本当にいたたまれない気持ちになります。

そういう過去があったとしても、結局

「事なかれ主義」

という体質は変わっていないんです。

何のために働いていたのかに気づいてしまった

こんな風に書いていますが、
私自身は仕事が大好きです。

正確に言うと「誰かに喜んでもらえる」ことが大好きです。

公務員として働いている中でも、
お客様に対して、わかりやすく丁寧に説明して
満足してもらうことが嬉しいと感じていました。

以前、

「おたくの〇〇というところに観光に行きたいけれど、
どのように行ったらいいですか?」

と電話で聞かれたので、ただの道案内だけではなく、
その人が興味ありそうなことも聞き取りスケジュールに合わせて、
近場の観光施設を案内したり、グルメを紹介したりしました。

「本当に丁寧にありがとうございました。楽しく過ごせそうです」

感謝の気持ちを述べられたときは本当に嬉しく感じました

「市民のためになりたい」
と思って市役所に入りましたが、

・前例踏襲ばかりの仕事で、建設的なめんどくさい業務の提案は却下されるし、煙たがられる
・「若い職員に頑張ってもらわないと」という逃げ腰の職員ばかりで、まったく尊敬できない上司。
・理不尽な指示にも従わないといけない毎日
・職員は増えないのに、どんどんと増える業務

でも、

「(残業代がかかるので)残業はするな」
「規定時間を超えると報告しなければならなくなる」

という上司。

これにはさすがに、

「・・・あなたどこを見て仕事してるんですか!?」

と、腹がたちました。

日中はバタバタと業務をこなし、身も心もすり減らしたところで
残業しても、理不尽なことを言われる毎日。

「私って、なんのために働いているんだろう・・・」

と、市民の為に働くという前に、
自分自身の心も少しずつ
削られていっている感覚でした。

そこで気づいてしまったんです。自分自身が、

お金を稼ぐ手段として働いている」

ということに。

だから、もしも、働かないで給料もらえる生活が送れるなら
それでもいいな~と思ってしまったんです。

つまりそれだけ、「仕事内容」については

ぶっちゃけ、全く興味がないということに気づきました。

許せない自分

自分自身、それでも
食っていければいいかなと思っていました。

しかし、この先、退職まで20年、30年間を
そのままの気持ちで過ごすということは
時間の無駄だと感じるようになっていましたし、

常に疲弊しながら
追い詰められたまま仕事をしていくことは
受け入れられませんでした。

さらに、この先、
同じような働き方で過ごしていても

常に心は追い詰められて
余裕のない生活を送ることになる。

職員も増えずに仕事量だけは増え
クレームに耐えながらも上司からのパワハラにも耐え続け

しまいには給料・ボーナス、退職金も減っていく…。

そして退職後はノースキルで、
自分でお金を稼ぐこともできない

再任用でダラダラ働いている60歳代元職員
見ていると、

「絶対ああはなりたくない!!!!」

と思いました。

高齢者になってもコンビニでアルバイト
年金や貯蓄で悠々自適に暮らす…なんてことは夢のまた夢。

「結局、何やってきたんだろう…

と悲しみに打ちひしがれる…

そんな、最悪の未来しか予想できませんでした。

「絶対にこのままではだめだ!」

と、決意して、フリーランスとして働くために退職を決めました。

不安な気持ちは、もちろんあります。

ですが、今は、

好きな時間に起きて
好きな仕事をして、
好きな場所に行き、
好きな人と関わっています。

例えば、

「今日は体調が良くない・・・寝ておこう」とか
「歯医者に行きたい!すぐいこう」とか
時間の融通はめちゃくちゃ効く状態です。

それに、「家でPCいじるの飽きたな。カフェ行こう
なんてこともよくやります。

家だと誘惑が多いんですよね。汗

また、本当に尊敬する経営者さんとお会いすることもできます

年間数千万円を一人で稼ぐ経営者さんや、
資産〇〇億円を持つ経営者さんとお会いすることも。

公務員時代とは打って変わって世界の広さと、可能性をめちゃくちゃ感じています。

理想を掴むためには、行動が必要です。

何かを得ようとするときに、
リスクを取らないまま得ることはできません。

とはいえ、
不安はぬぐい切れないと思います。

でも、苦しんできたあなたも今まで、

膨大な事務量
理不尽な事に対しての対応

をこなせてきたんだから、
絶対に退職してもやっていけます。

大丈夫です。


苦しんで頑張っている方は、
相当凄いことをやれているんだと
自信を持ってください。
自分を褒めてください。

あなたの頑張りは、
たまたま、その時の上司が分かってくれなかったんです。

でも、頑張ったという事実は、
あなた自身が一番わかっていますよね。

だから、自分にとってどんな人生が理想なのか?

自分は、将来どうなっていたいのか?

それを考えた時に、自分の心が素直になれる道を
歩んでいきましょうね。

人生一度きりです。

今、現状に満足していないあなたにとって
少しでも勇気になればと思って書いています。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。

ひろ

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